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執筆者の写真yuyuko

デジタルアバターは無料で作れるか

更新日:2月19日

デジタルアバターと通常のアバターの違いをご存知でしょうか。

最近では、将来デジタルアバターと一緒に仕事をする未来が来る話や、KISSが今後デジタルアバターとして活躍していくという宣言が目新しいのではないでしょうか。


またデジタルアバターのように動くものとしては、Vチューバーも注目を浴びています。

今回は、今後バーチャル空間になくてはならなくなるであろう、デジタルアバターについてご紹介していきますので、ぜひとも最後までお付き合いくださいね。



デジタルアバターはユーザーの個性を反映する


デジタルアバターとは、ユーザーの個性や外見をリアルタイムで反映させ、バーチャル空間などで再現性のあるコミュニケーションをとるために今急速に発展しているアバターのことです。


近いもので3Dアバターがありますが、こちらは立体感や躍動感を表現できる3Dで作られたアバターです。


デジタルアバターは、顔の表情、身体の動き、声のトーンなど、普段会話するときに動くものが、リアルなものとして再現されます。


これによりユーザーは、仮想空間で他のユーザーと対話するときに、臨場感やリアル感を感じながらコミュニケーションをとることができます。


バーチャル空間やアバターでの対話があまりすすまないと感じるなか、大きな要因は相手の表情や仕草がないことで、リアル感を感じることができないからではないでしょうか。


もし、これがもっと人間味あふれる表情や動きをすることができれば、あっという間に、デジタルアバターでのコミュニケーションはひろまることがイメージできますよね。



デジタルアバターを無料で作れのか?


ここでいきなり本題ですが、デジタルアバターは無料で作ることは難しいでしょう・・・。

アバターを無料で作るサービスはたくさんありますが、リアルタイムで表情や動きを読み込むには、作ったアバターにモーションキャプチャ技術や顔認識技術を使用する必要があります。


これらの技術は専門性が高く、高度なため、無料で使えるサービスは今の所ありません。

なので、デジタルアバターは無料で作ることができないのが2024年2月現在の結果です。


ただ、アバターを無料で作るサービスはあるので、2つほどご紹介しますね。






Ready Player Me(レディプレイヤーミー)


写真からアバターを生成するサービスです。

これはアプリを入れずにブラウザ上で生成できるので、とっても便利です。


写真は、ウェブカメラから読み込み、利用者の動きをそのまま反映してくれます。


こちらのサービスは「VRChat」などと連携し利用することができたり、作ったアバターでそのままゲームを楽しむこともできます。


料金:無料

注目ポイント:大手企業と提携し、さまざまな衣装も無料で着られる

ダウンロード:glbファイルで可能











スマホがあればアプリをインストールしてアバターを作れるMakeAvatarも利用料は無料です。


髪型、顔、服を選び自分だけのアバターを作成することができます。


アニメキャラクターのような見た目ですが、こちらも「VRChat」などで利用することができます。


料金:無料

注目ポイント:顔の細かな部分まで指定できる

ダウンロード:glbファイルで可能



デジタルアバターを利用するための技術を2つご紹介


デジタルアバターを作成するために必要な技術をご紹介しましたが、その技術の詳細をご紹介しますね。


将来的に、これらの技術も無料で利用でき、誰でもデジタルアバターを作成することができれば、バーチャル空間はきっと、もっと楽しい世界になりますよね。


モーションキャプチャ:

特定のデバイスやセンサーを使用して、現実の動きをデジタルデータに変換する技術です。プロフェッショナルなモーションキャプチャスタジオやセットアップが必要です。


顔認識技術:

リアルな表情を反映するためには、顔認識技術が利用されます。この技術は、カメラを使用して顔の動きや表情を検知し、それをデジタルアバターに反映させます。



(似たサービス)

Vチューバーのリアル配信。

Vチューバーはリアル配信を行うときに、サービスを利用して自分の動きをリアルタイムでアバターに置き換え配信しています。


この技術は先に作成した3Dアバターに、モーションキャプチャを利用して、自分の表情などをアバターに転送しています。


配信中、デジタルアバターの3Dモデルはリアルタイムでレンダリングされ、視聴者に対して動きや表情が表示されます。


この技術は、Vチューバーがリアル配信を行う際に、プラットフォームを利用するため、その配信するためのサービスもさまざまなものが用意されています。


この技術が、Vチューバーのリアル配信だけでなく、さまざまな用途で利用することができれば、もっとアバターを楽しく使うことができますよね。



まとめ


今回は、デジタルアバターは無料で作れるのかについてご紹介してみました。

残念ながら、今の時点では無料で作ることはできませんが、Vチューバーのリアル配信では、その技術が使われていることをご紹介しました。


ゲームやコミュニケーションの中で、自分のデバイスを使って、表情や仕草をアバターに転送できる日も、もしかしたらすぐそこまできているかもしれませんよね。


今後も新しい情報をキャッチしていきたいと思います。



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