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執筆者の写真ai

仮想空間(メタバース)でビジネスを成功に導いた事例と、仮想空間参入のためのステップをご紹介

更新日:2023年10月18日

仮想空間でビジネスを展開したいとお考えの方は多いですよね。でも具体的にどのようなことが行われ、どのように利益が出ているのかわかりにくい世界です。

今回は、実際に仮想空間でビジネスを成功させている例と、参入するためにどのようなステップを踏んで、どんなサービスを使えば良いかをご紹介していきます!


業種別!仮想空間ビジネスの具体的な成功事例


不動産業

不動産といえば「土地」ですが、実は仮想空間でも土地の売買は行われています。

仮想空間(メタバース)では、ユーザーが仮想土地を購入し、そこに建物を建てて事業を展開することができます。

もし仮装土地が値上がりすれば、その土地を売却し利益を得ることもできますし、他のユーザーに貸すこともできるのです。


では、売買や土地の権利はどうやって管理されているのでしょうか?


土地の権利には、NFTが使われています。ブロックチェーンにより誰が所有者かを明確にすることができるのです。


ちなみに、土地を購入できる仮想空間(メタバース)は、

・Upland(アップランド)

・ NFTWorlds(エヌエフティ・ワールド)

・Decentraland(ディセントラランド)

などがあります。



アパレル業界

スウェーデン発祥ファッションブランド・H&Mは、アパレルショップを仮想空間上にアップしました。

日本では三越伊勢丹がスマートフォンアプリを使って「仮想新宿」で買い物ができる空間を用意しています。


コロナの影響もあり、直接店舗へ行かなくてもバーチャル空間で新商品を試せる機会とし、コスメ業界なども参入を開始しています。



旅行・観光

旅行会社や航空会社の参入は目覚ましいものです。

日本旅行は海外の人に向けた発信ブースとして仮想空間(メタバース)を利用し、常設ブースや講演会なども行っています。

天候に左右されずに観光地を擬似体験できたり、イベントや講演会などを実施できることで注目が高まっています。



エンターテインメント

歌やイベントなど、エンターテイメント業界でも仮想空間は注目されています。

吉本興業も、メタバース事業、タレントアバター事業をスタートし、アーティストとファンが仮想空間上で交流できる空間をオープンしています。





仮想空間(メタバース)にビジネス参入するために踏んでおきたいステップをご紹介


仮想空間は、その没入感やグローバルなリーチ性から、ビジネスの多様な分野で注目されていますが、どのようにして仮想空間を効果的に活用し、ビジネスを成功に導くのでしょうか。

簡単に段階的ステップとしてご紹介していきます。


STEP1:目標の明確化

まず重要なのは、なんとなく仮想空間に参入するのではなく、どのような目的でこの空間を利用するかを明確にすることです。

話題性などから参入するには、あまりにも開発費用が膨大になってしまいます。

仮想空間だからこそ表現できる何かを明確にし、そこで顧客にどのような行動をとってほしいかを目標設定することをおすすめします。


STEP2:ターゲットオーディエンスの特定

ターゲットを明確にし、どのような空間を用意することで顧客に喜ばれるかを特定します。

ターゲットによって仮想空間の使用方法は全く違ってきます

そのため、どのような仮想空間を利用するかも、ターゲットありきになりますので、正確に特定しておく必要があります。


STEP3:適切なプラットフォームの選定

仮想空間のプラットフォームは多岐にわたります。

VR、AR、ブロックチェーンベースの仮想世界など、ビジネスの目的に合ったプラットフォームを選定することが重要です。

まずは、顧客がどの空間に適切かを考えてプラットフォームを選定しましょう。


STEP4:開発もしくはレンタル

仮想空間を開発している会社は多いですが、開発費用は膨大です。

空間をレンタルするサービスもいくつか出ているので、そちらでテストマーケティングを行うこともおすすめです。


(レンタル仮想空間)



誰でも簡単にメタバース上でイベントができるレンタル仮想空間。

VRヘッドセットや専用アプリも不要

交流会や展示会も行えます。





ChatGPT接客機能付きのVR空間を簡単に構築・運営・カスタマイズできるサービスです。

大人数でも同時アクセスが可能なためイベント開催も可能です。






RISA

メタバースオフィスの提供を行なっている会社のサービスで、2Dの仮想空間でアバターを使用し空間内でアバター同士がコミュニケーションをとることができます。


STEP5:収益を上げる方法を考える

とても重要なのは、仮想空間を使うことでどのように収益を上げるかを考える点です。

空間を開発し運営することに力をそそぎ、その後黒字化にもっていこうとしたときに、最初の目的や予測と大きくずれが生じる場合があります。

なぜなら、この仮想空間を使ったビジネスは前例が少なく、マーケティングを行うにしても戦略がたてにくいからです。

トライアンドエラーを繰り返しながら、やり方を模索し、何が顧客にとって喜ばれ、どのよいうに運営が軌道にのるかを考えていくことが大切です。



まとめ

仮想空間(メタバース)でのビジネスの可能性は無限大です。

しかし同時に、自社のサービスが仮想空間を使ってどのように加速するのかは、やってみないとわからないことが多いのも事実です。

ドリームクロッシングも、当初の目的や方向性から何度も修正を加えながら、ユーザーが何を求めているかを追いかけています。


その中で利益を出すことは至難の業ですが、このサービスがユーザーにとってメリットになり、その結果運営費を賄うことができるサービスに育てば、非常に嬉しいですよね。

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