イラスト生成をAIで、しかも、無料で作れるサービスが急激に増えていることをご存知ですか?
また、それを使って広告を作ったり、写真素材として販売している人も増え始めています。
「イラスト生成、AI、無料」というキーワードは、ここ最近急激に伸びているキーワードでもあり、世の中で非常に注目されていることがわかりますよね。
そんな中、乗り遅れないためにも知っておきたいのは、無料で生成できるAIのイラストツールには、どんなものがあり、クオリティはどれくらいなのか??
商用利用が可能なのか??
ということです。
ここを抑えておけば、自分の目的に合った生成AIサービス探しに、時間をロスする必要もなく、自分好みのイラストがどんどん作れてしまいます。
ここでは、アニメっぽいイラストだけでなく、ビジネスでも利用できそうなイラストも含めご紹介していきますので、自分の好みに合った無料ツールを見つけたい方におすすめです。
商用利用の有無も記載していますので、ビジネスで利用したい方も要チェックですよ。
では早速いってみましょう!
イラスト生成をAIが無料で行ってくれるサービス3選。商用利用についてもご紹介
日本語対応:対応可能
無料生成枚数:30枚〜50枚(1日)
生成方法:テキスト入力
動画作成:可能
補正機能を搭載し、作成した画像から動画も作成できる便利な無料サービスです。
最初に150ほど用意されていますが、テキスト入力時に横に「予測消費数」と出ていますので、だいたい作成できる数が一目でわかりますね。
どんなイラストにするかは「モデル」から選ぶことができるようです。
どちらも同じプロンプトで、「東京の街並みの交差点で、こちらを振り返る女子高生。手にはアイスクリームを持っている」で、モデルだけを変えて入力してみましょう。
意外と良い感じです!
やはりAIイラスト生成にあるあるですが、手や指が怪しいですね・・・・。
でも、無料でここまでイラストのテイストを変えて作れるなら、自分の欲しいイラストに辿り着く可能性は高いですね。
(商用利用について)
利用者自身で責任を持つ。というようなことが書いてあり、明確にダメだとは書いていません。
しかし、どんなイラストにするか「モデル」を利用しますが、その「モデル」ごとに、商用利用を含めた、決まりの記載が書いてあります。
そのため、利用したいイラストモデルの、利用規約を見てから利用することをおすすめします。
かなり、注意が必要そうですね。
Copilotはマイクロソフトアカウントがあれば無料で使えるサービスです。
マイクロソフトなら、安心して利用できますよね。
日本語対応:対応可能
無料生成枚数:100枚(1日)
生成方法:テキスト入力
動画作成:不可能
会話もできるし、そのまま画像生成もできるのでとっても便利!
例えば、元になる画像をアップしておいて、この画像に近いテイストでイラストを書いて!ということもできます。
4つ案を出してくれました。
無料のわりには、とても良いできだと思います。
マイクロソフトはビジネス要素が強いので、アニメ調のものや、ファンタジー要素の強いものは苦手かもしれません。
独自性は少ないですが、作れなくもないです。
(商用利用について)
始まったばかりのサービスで、法律もアメリカのものを基準に作成されているため、一概に商用利用OKとはいいにくいでしょう。
さまざまなデータから集めたもので作成を行なっているため、既存のものと似通ったものができる場合も大きいです。
商用での利用は避けた方が無難です。
ここまで見て感じたかたも多いかもしれませんが、無料のイラスト生成AIサービスは、商用利用がダメなのばかりなの??
ですよね・・・。
では最後に、無料でしかも、著作権や商用利用の心配がないサービスをご紹介いたします。
こちらも信頼性の高いAdobeのサービスです。
商用利用がOKな理由は、Adobeには、Adobe Stockという画像・動画・イラスト素材集があります。
Adobe Fireflyは、この素材集を元に作成されているため、どこかわからない写真やイラストをベースにしておらず、安心して使えるのです。
これはとっても嬉しいですよね。
日本語対応:対応可能
無料生成枚数:約25回(月)
生成方法:テキスト入力
動画作成:不可能
さっそく書いてもらいましょう。
こちらもテイストやサイズを選ぶことができます。
ちなみに、筆者はもともとAdobeのサービスを利用しているため、割とたくさん画像を作ることができます。
めちゃくちゃ正統派ですね!
さすが、素材集・・・・。
もう少し、個性的なイラストにしてほしいとプロンプトに追加してみます。
正統派!
でも、ビジネスで利用するには使いやすそうですね。
無料のイラスト生成AIを使う場合の注意点
商用利用のところで記載しましたが、無料の場合、そのままイラストを使うとリスクがあることも多々あります。
また、一見、利用者にお任せします、といった内容で書かれてあったとしても、時間が経った時に、規約が変わってしまっていることも多く、何かの拍子に訴えられるなどの可能性があることを忘れてはいけません。
現段階で、多くのサービスに厳密なボーダーラインが定められておらず、その理由は、法律が追いついていないことが多いです。
今後、どのように変わっていくかわからないものなので、ブログやSNS、社内資料などなら無料でも大丈夫かもしれませんが、長期的につかっていくものに使う場合は注意したほうがよさそうです。
筆者も、海外のサービスを利用した際に、いくつかのサービスの規約を海外の法律なども携わる方に見てもらったことがあります。
しかし、やはり、法律がしっかり定まっていないことが理由で、今は問題ないとしか言えないとのことでした。
明確に、商用利用OKと表記されているサービス以外は注意して使用していくことをおすすめします。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
イラスト生成をAIで無料で作るサービスについてご紹介してみました。
AIが作成しているといっても、AIは何かの素材を利用して生成しているため、その元となるものに著作権がある場合があります。
しかし、それを知る術はないため、似たようなイラストや写真になっても、訴えられないかぎりわからないことは多いですよね。
現段階では、まだそのような事もありませんが、それはあくまで、法律がしっかり定まっていないことが大きいため、今後、どのように世の中が動いても、問題がないように気をつけながら、安心できるサービスを利用していきたいものですよね。
イラスト生成は、とても楽しいですし、さまざまなアイデアを見せてもらえます。
ぜひ、いろいろなサービスを試して、自分にぴったりのものをみつけてみてくださいね。
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