NFTイラスト、NFTアートに興味はあっても絵を描くことはできないし・・・とお考えの方は多いのではないでしょうか。
私も、イラストやアートは大好きですが、自分の頭に浮かんだものを形にすることは大の苦手!
でも、いろいろ頭に浮かぶので、これを全部自動でアウトプットできればなーと、長年思ってきました。
そんなとき、AIの描くアートのレベルが高く、しかも自分でどんな絵を描いて欲しいかを依頼することができると知り、さまざまなサービスを利用しまくりました!
そんなAIが描くアートですが、NFTで販売しても法的に問題なのでしょうか?
今回は、そんなニッチなお話についてふれていきたいと思いますので、ぜひお付き合いくださーい。
AIがイラストやアートを描いてくれるサービスを紹介
まず、AIがイラストを描いてくれることで有名なのはAdobeの新サービスではないでしょうか。
Adobe Firefly(Adobeファイヤーフライ)
素材写真を購入している時代から、ぴったりの素材をAIに作ってもらう時代になりました!
もちろん、アート作品も作ってくれるし、Adobe製品との相性もピッタリです。
プロンプト(指示)次第で、自分の思い描く作品に仕上げることができますよ!
利用料金:無料 Adobe IDを作成する必要あり
追加料金:利用上限数を上回ると費用が必要
商用利用:OK
VR展示会:掲載しても問題なし
dream
アートというデザイン性で私が気に入っているのがこのサービス。
デザインテイストを複数の中からあらかじめ選べるので、プロンプトを描いて「思ったのと違う!!」とならずに、見た目からデザインの雰囲気を決定できるのが良いです!
利用料金:無料
追加料金:複数パターン画像生成同時にしたい場合
商用利用:料金が必要
VR展示会:掲載しても問題なし
Midjourney(ミッドジャーニー)
リアルに写真やアートが作れると感じるがこのサービス。
写真と見間違うようなクオリティで作ってくれるので、アートとして作品作りをするには、独自性を盛り込むのが良さそうです。
利用料金:10ドル/月から(200枚まで)
追加料金:生成枚数により料金プランがある
商用利用:可能
VR展示会:掲載しても問題なし
AIが書いたNFTイラストを売ることはできるのか
NFTでAIが書いたイラストやアートを売ることは可能です!
ただし、さまざまな制約があるので気をつけて販売することが重要です。
まず気をつけたいのが著作権です。
AIが書いたといっても、誰かの作品の似たような絵や画風を真似してはいけません。
例えばゴッホですが、著作権は消滅していて自由に使うことができますが、作品を変更したり、作品をベースに作り変えるなど、ゴッホの手法などを利用して別の作品に変えてしまうようなことは禁止されています。
また、AIが作成したイラストであっても、ベースに使用している素材に何が使われているのかを知っておく必要があります。
著作権フリーではない素材をベースに作られている場合は、元の素材に著作権が発生しているため、AIが作ったものであっても規約違反になる可能性があります。
AI作成サービスを利用する場合は、規約もしっかり読んでおく必要があります。
では、NFTでAIイラストやアートを売るコツはあるのでしょうか?
実は、ただ良いと思う作品を並べるだけでは売れにくいという点があります。
他のアート作品と同じで「作者の個性や言いたいこと、世界観が見える作品」でなければ、人はなかなか心を動かされません。
そのため、AIが作った作品であっても、全ての作品になんらかのメッセージや世界観の一貫性が重要となってくるのです。
一言で言うとブランディングは絶対条件となってきます。
AIアートを売るためには、一貫性のある世界観を作り上げる
ことを、大切にしてみてください。
もう一点、重要なことがあります。
それはマーケティング力です。
作品をNFTを展示したり、NFT販売所で販売しても、たくさんある作品の中に埋もれてしまって見つけられにくいのが現状です。
なので、自分の作品を効果的に宣伝するWebマーケティングの知識はあった方がベストです。
Webマーケティングと聞くと難しい印象がありますが、ブランディングを大切にして、SNSなどを使って上手に見せていくだけでも十分に効果はありますので、ぜひ、チャレンジしてみてくださいね!
まとめ
今回はNFTイラスト、アートをAIに描いてもらって売ることはできるかについてご紹介してみました。
自分の世界観を大切にして、Webマーケティングを使いながら、AIに素晴らしい絵を描いてもらい、多くの方に共感してもらえると、とても嬉しいですよね。
ぜひ、みなさんも楽しみながら実践してみてください。
Comments