自分の作品やAIが作成した作品を展示したい!NFTとして販売するために、バーチャル空間で多くの人に見てもらいたい!
そうお考えの方はとても多いと思います。
しかし、手軽に利用できる作品展示用のバーチャル空間って意外と少ないですよね。
SNSが主流になって、一個人であっても自分の作品を多くの人に知ってもらう機会が増えました。
そのSNSでさえ、フォロワーを増やすことが非常に難しい状態です。
今回は、次の時代(ステージ)と思われるバーチャル空間(VR)で、自分の作品を展示して個展を開きたい!とお考えの方にむけて、自分専用のバーチャル空間がもてるサービスをご紹介していきたいと思います。
作品展示を手軽にできるバーチャル空間があれば、NFTを販売する際に、展示会として使えたり、より多くの人に知ってもらうチャンスになりますよね。
それでは早速いってみましょう!
ーーー目次ーーー
NFT作品の販売サイトで作品を売り切るのは至難の業
まず、NFTの販売といって頭に浮かぶのは、NFTマーケットプレイスではないでしょうか。
有名なものですと、「OpenSea」や「Rarible」などがありますよね。
日本のサービスでも複数あり、私も「GMO」などには登録しています。
しかしながら、これらのサービスは販売に特化しているものであって、そこに作品を登録したからといって、集客ができるわけではありません。
なので、作品登録=売れる。というわけではないのです。
もちろん、NFTの販売通貨がイーサリアムなどといった仮想通貨であることから、これらのサービスを介して作品を販売しなければ、取引はできないですよね。
しかし、まずはたくさんの人に知ってもらったり、作品を魅力的に見せるための何かが必要になってくるのです。
それらを準備せずに、NFTマーケットプレイスに登録だけをしてしまうと、数ある作品の中に埋もれて、表示回数が10以下などといった結果に終わってしまいます。(私ですが)
実際に、登録には費用も必要となってくるので、するからにはきちんと、販売できるような準備はしておきたいですよね。
NFTマーケットプレイス以外で作品を露出しておく
では、NFTマーケットプレイスへ登録する前に、やっておきたい作品の告知方法には、どんなものがあるのでしょうか。
一番手軽で認知を高めやすいのが、Instagramです。
もし、NFTや自分の作品をどんどん売っていこうとお考えの場合は、Instagramにそのためのアカウントを用意して、作品をどんどん投稿していきましょう。
フォロワーが増えて露出が増えると、SNS上で多くの人に応援してもらえたり、ダイレクトメールで購入したいと連絡をくれる人も増えてきますよ(詐欺も多く、ダイレクトメールの内容をきちんと見分ける必要がありますが)
次に、試していただきたいのが、今回の主な内容になっている、バーチャル空間での告知活動です。
これは、さまざまなバーチャル空間サービスが提供されているので、それらを使って、自分の部屋(ワールドと言われることも)をもち、そこに自分の作品を展示していく方法です。
その空間で知り合った人などに、直接紹介していくのも良いかもしれないですよね。
ちょっとしたVR内の営業活動みたいで面白いですね。
では、自分の部屋が持てて、作品を飾るためには、どんなサービスを利用するのが良いのでしょうか。
ここからは、そんなサービスをピックアップしますので、ご紹介していきますね。
Cluster(クラスター)でバーチャル空間(ワールド)を作成する
cluster(クラスター)は国産のメタバースです。
若い世代を中心に利用者がいて、イベントに参加をしたり、イベントを企画したり、用意されたワールド(空間)で遊んだり、自分でワールドを持てたりします。
用意されたワールドは40,000以上あり、ゲームやカフェ、お買い物などができるのが特徴です。
そして、気になる自分のワールドを作成する方法ですが、独自の機能ワールドクラフトを利用して、空間を作成することができます。
ここで作成したものは、モバイル・デスクトップ・VR全てのプラットフォームで見ることができるので、非常に魅力的です。
空間作成には、床や壁などを自分で選べるだけでなく、部屋の中におきたいものを購入したり、自分独自の空間を作成することができます。
ただ、自分の作品やNFTを販売したいと考えている場合、オリジナルの画像を読み込ませるには、Unityを導入する必要があります。
Unityはゲーム開発などに使用されるプラットフォームで、clusterでUnityを利用して独自の展示会を作成する方法は、さまざまなサイトで紹介されていますが、開発系の作業に抵抗のある人は、clusterの利用は不向きといえます・・・。
自分の作品の展示となると、オリジナル画像を取り込むのが必須ですので、一気にハードルが上がってしまいましたね・・・。
OnCyberでNFT作品を展示・販売する
OnCyber(オンサイバー)とは、自分の所有しているNFTをバーチャル空間上で展示できるサービスです。
これは、きたきた!って感じですね。
本社はサンフランシスコの会社なので、外国のサービスですね。
気になる利用料金も無料です。
ヘッドセットがなくても、パソコン・スマートフォンからアクセスが可能なので、安心して利用できますね。
ただ、OnCyberを利用するには、メタマスクに登録する必要があります。
NFTの売買になるので、メタマスクは必須です。
メタマスクの登録方法については、こちらのメタマスクの登録方法をご確認ください。
早速、OnCyberの利用方法について進めていきましょう。
まずはOnCyberのサイトにアクセスします。
するとログインボタンがあるのでクリックしましょう。

ログイン方法は、メタマスクを登録している場合、そちらを選んで接続しましょう。

すると、TOPページに「Start Your World」というボタンがあるのでそちらをクリックします。
左上から自分の展示室を作成できますので、順番に選択していきましょう。
テンプレートから選びたい場合は「テンプレート」を選ぶと、画像をアップロードするだけで自分のギャラリーが完成しますよ。

作成の感覚としては、わかりやすく使いやすいのが特徴です。
ただ、途中でクリックしてもうまくセッティングできなかったり、操作する目線が上にいってしまい迷子になったりと、バーチャル空間ならではの使いにくさがありました。
これは、どのサービスでも今後も課題となっていくところだと感じます。
Voxels(旧cryptovoxels)でNFT作品を展示・販売する
次は、ニュージーランド初のVoxelsというメタバースを見ていきましょう!
ここでは、チャットを使ったユーザーとのコミュニケーションができたり、ブロックを積み上げて空間を作ることができるのが特徴です。
ここだけみると、ドリームクロッシングと似ていますよね。
ただ大きな特徴としては、NFTアートの展示や、NFTアイテムのショップが存在して売買や購入が盛んなことです。
少しわくわくしますよね。
このサービスも、MetaMaskを利用してログインが可能です。
NFTサービスの売買を行うのなら、MetaMaskを持っていることが必須ですね。
しかも、VoxelsではMetaMaskでログインした人に、フリースペースの提供をしてくれます。これは自分の展示スペースを持ちたい人には嬉しいですよね。
まず、完成した街並みイメージとしてはカラフルで作品の展示の仕方がいろいろ楽しめそうです。

スペースも自分のアカウントから作成できるようになっていて、テンプレートも用意されているので、全部作る必要もなさそうですね。

ただ、いざ作成となると、言葉が全て英語なのと、直感的に操作がわかりにくい点があります・・・。
すぐにサクサク作れると言った印象ではなさそうなので、作り方は割愛します。
さまざまなサイトで、スペースの作り方がのっているので、そちらを見ながら気長に作る方が良いようです。
私もいずれ、作ってみたいと思います・・・(挫折)
自分の作品やNFT作品の展示にバーチャル空間を利用しようと思い感じたこと
使い方が難しいです・・・・。
実際に、自分の作品を展示されている方がたくさんいるので、きちんと使い方を見れば作れると思いますが、その前に挫折してしまいそうというのが本音でした・・・。
これは、バーチャル空間が一部の人だけに利用されている最大の理由のように感じます。
操作の感覚が、サービスによって違うため、慣れるのに時間がかかりそうです。
私もドリームクロッシングを運営している立場として、非常に考えさせられました。
一番多かったのは、空間を歩いている途中に自分が行方不明になること(視点がどこかわからなくなる・・・初歩的なとまどい・・)です。
作品をアップロードできたのに、自分が行方不明といったこともありました。
一度、どの空間を利用するかじっくり考え、そこと決めたらきちんと自分の空間を作り込むという時間が必要ですね。
そんな時間はないよという方は、面白みや独自性はやや劣りますが、作品をアップロードして簡易な展示スペースが作れるサービスを利用するのが良いでしょう。
また、NFTの作品を展示したい方は、購入してもらうためにもMetaMaskのアカウントを作っておくことは大切そうです。
一度、さまざまなバーチャル空間にアクセスしてみて、操作性と自分の感覚の相性をきちんとはかってから、自分の作品の展示をバーチャルスペースに飾っていくことをおすすめします。
私も、いろいろなサービスのアカウントを作りましたので、今後そのサービスの使い方なども紹介していきたいと思っています!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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